マイルを無料航空券に交換した場合の価値って?(JAL編)
マイルを提携ポイントに交換する場合の価値については、ANAとJALについてそれぞれ紹介しましたが、今回はJALのマイルを無料航空券に交換した場合の「マイルの価値」について考えてみたいと思います。
無料航空券(国内)の交換に必要なマイル数
JALの場合もANAと同じように、何年か前までは国内線であれば「いつ乗ってもどの路線に乗っても15,000マイル」だったのですが、今では制度変更が行われています。
JALの場合は路線の距離により必要マイル数が異なる仕組みになっていて、必要マイル数の一覧は以下の表をご覧下さい。
どの区間が何マイルの区間なのかは、以下の表でご確認いただけます。
JALの場合は、片道6,000~10,000マイル、往復12,000~20,000マイルが必要になります。
1マイル当たりの価値
1マイル当たりの価値を計算するために、無料航空券を使わなかった場合にいくら費用がかかるかを考えてみます。
ANAの場合と同じように、羽田=沖縄(那覇)間の往復航空券を買ったケースで1マイル当たりの価値を計算することにします。
JALの場合は、必要マイル数が閑散期と繁忙期で変わりがないのですが、その分、繁忙期には無料航空券に割り当てられて座席数が少なくなるか設定されない状態になるため、繁忙期以外の料金で比較をしてみましょう。
ある時期(6月後半~7月上旬)のJALの羽田=那覇便の料金は、スーパー先得割引と先得割引で購入すると27,120円、往復割引で86,770円(設定:平日の午前便で羽田発、日曜日の午後便で那覇発)かかります。
この27,120円と86,770円を必要マイル数の15,000マイルで割ると、1マイル当たりの価値は約1.8円~5.8円になります。
ただ、先ほどご紹介したとおり、JALの無料航空券は繁忙期には無料航空券に割り当てられて座席数が少なくなるか設定されない状態になるため、そもそも往復割引の運賃でしか購入できない場合を想定した5.8円の価値というのは、考えにくいのかもしれません。(「無料航空券を使える」=「各種割引チケットの設定もある期間」)
そのため、JALの無料航空券に交換する場合は「1マイル当たり2円前後」の価値があると考えておくのが妥当でしょう。
JALのマイルの関連ページ
JALカードの特徴は、以下のページで詳しくご紹介しています。
saving-creditcard.hatenablog.com
JALカードの入会キャンペーン情報は、以下のページを参考にしてください。