クレジットカードで節約生活

クレジットカードのポイントやマイルを活用した節約術をご紹介しています。

ANAカードの比較 JCB、VISA・Mastercardの違いは?

ANAのマイルが貯まるクレジットカード機能付きのANAカード。

ANAカードで貯めたマイルを活用することで飛行機代を大きく節約することが可能になります。

このページでは、たくさんの種類があるANAカードを比較してみました。

節約には一般カードで十分

ANAカードと一口に言っても、実はカードの種類(ブランド)によってサービスの内容が大きく違うのをご存知でしょうか?

まず、ANAカードには大きく分けて2種類あります。「一般カード」と「ゴージャスカード」です。

ちなみに「ゴージャスカード」は私が勝手に名付けたもので、実際には「ワイドカード」「ワイドゴールドカード」「AMERICAN EXPRESSカード」「ダイナースカード」のことです。

ゴージャスカードには、以下のような特徴があります。

  • 年会費がすごく高い
  • その分、入会ボーナスマイルや搭乗ボーナスマイルが大きい
  • 空港ラウンジが無料で利用できる
  • 各種保険に自動的に加入できる

収入が多くて「飛行機に乗る回数が年間数十回」という人であれば、年会費分の元を取れる可能性がありますが、私のブログでは「節約」をメインテーマにしていますので、ゴージャスカード(「ワイドカード」「ワイドゴールドカード」「AMERICAN EXPRESSカード」「ダイナースカード」)は比較の対象から外し、ANAカードの一般カードの特徴を比較していきたいと思います。

ANAカード(一般カード)の比較

「一般カード」と言っても、実は種類が豊富です。

  • ANAカード(JCB)
  • ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
  • ANA JCBカード ZERO
  • ANAカード(VISA・MasterCard)
  • ANA VISA Suicaカード など

どのANAカードも、還元率の基本は0.5%(200円=1マイル)年会費は2,200円(初年度無料)となっていますが、追加の料金を支払うことで還元率を1.0%(100=1マイル)に引き上げることが可能になります。

ただし、カードにより少し違いがありますので、ANAカードを比較した一覧表を作成してみました。

ANAカード比較表

おススメはJCBブランドのANAカード

一覧表の総合評価でも◎を付けましたが、一番のお勧めはANA JCBカードとANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)です。

ANA JCBカードは、還元率、年会費、移行手数料など総合的に考えてバランスの取れたクレジットカードだと思います。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、ANA JCBカードのサービス内容はそのままに、東京メトロ利用者へのサービスを追加しているので、非常に魅力的な1枚といえます。

具体的には、

  • 年会費や移行手数料、還元率などはANA JCBカードと同じ
  • 定期券として利用可能
  • 定期券をクレジットで買うと、メトロポイントとマイル(OkiDokiポイント)が二重に貯まる
  • PASMOオートチャージに対応(オートチャージ分もマイルが貯まる)
  • 東京メトロ定期券区間外で乗車するごとにメトロポイントが貯まる(平日5ポイント、休日15ポイント)
  • メトロポイント100ポイントを90マイルに交換可能(通常1,000ポイント→600マイル)
  • メトロポイントはそのままPASMOにチャージ可能

以上のように、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は「ANA JCBカード+α」のカードと言えると思います。

東京メトロ管内にお住まいの方であれば、絶対に持っておきたいカードです。ちなみに、ANA JCBカードとANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は2枚同時に持つことができませんので、すでにANA JCBカードをお持ちの方は切替が必要です。

この2枚に続くのは、ANA JCBカード ZEROだと思います。

ANA JCBカード ZEROが魅力なのは「年会費と移行手数料が無料」というところです。「マイルを貯めるために費用を負担したくない」という人や初めてクレジットカードを持つ人には良いと思います。欠点として「還元率が最大でも0.5%しかない」、「入会・継続ボーナスマイルがない」という2点が挙げられます。

三井住友VISAカード発行のANAカード(VISA、MasterCard)は、還元率1%のマイル2倍コースの移行手数料(6,600円)がJCBブランドのANAカード(5,500円)よりも高く、ETCカードも1年間使用しなかったら年会費が550円かかってしまうことなどから、総合的にJCBブランドよりも劣るという感じがします。

ANAカードのメリット

航空券の購入で100円につき1マイル分プラスに

ANAカードでANAの航空券を購入する場合、公式ホームページや空港カウンターで直接買う(要は、間に余計な業者を挟まない)と、購入金額に応じて付与されるマイル(ショッピングマイル)が100円につき1マイル分プラスで貯まります

つまり、還元率0.5%(100円で0.5マイル)のカードであれば還元率が1.5%(100円で1.5マイル)に、還元率1%(100円で1マイル)のカードであれば還元率が2%(100円で2マイル)になります。

継続マイルや搭乗ボーナスマイルが大きい

ANAカードを持っていると、入会ボーナスマイルが1,000マイル、継続ボーナスが毎年1,000マイル、飛行機に搭乗する際にもらえるマイルが+10%もらえます。

特に飛行機に乗る機会が多い方は搭乗マイルの+10%や航空券購入マイルの加算でかなりのマイルが貯まりますので、これまでなかなか届かなかった無料航空券に交換できるまでのマイルに早く届くことができるようになります。

ANAカードは入会キャンペーンで大量のマイルをプレゼントすることがあります。「ANAカードの入会キャンペーン最新情報」のページで最新キャンペーン情報をお知らせしていますので、参考にしてください。

ANAカードマイルプラスでさらにマイルが貯まる

ANAカードには「ANAカードマイルプラス加盟店」があり、加盟店で買い物をするときにANAカードで支払いをすると、通常のショッピングマイルとは別に100円につき1マイルまたは200円につき1マイルが追加で貯まります。

ANAカードマイルプラス加盟店はレストランやコンビニ、ドラッグストアなど身近なお店も多いので、チェックしておきたいですね。

<ANAマイルプラス加盟店(主なもの)>

  • セブンイレブン、マツモトキヨシ、スターバックス、大丸、松坂屋、高島屋など