クレジットカードのブランドと発行会社について

クレジットカードには、様々なブランドと発行会社があります。その違いはクレジットカードを選ぶ際の重要なポイントになります。

クレジットカードのブランド

クレジットカードには、「ブランド｣と「発行会社」があります。カードを発行する会社は、自社のカードにブランドをつけて発行します。カードの表についているロゴマークがブランドで、発行会社名はカードの裏面に書いてあります。ブランドには以下の5つの国際ブランドがありますのでご紹介します。

VISA（ビザ）

世界的に流通しているクレジットカードのブランドです。カードの流通枚数や加盟店は世界No.1、全世界のカード売り上げの60％以上ものシェアを占める世界最大の決済ブランドです。日本では、三井住友カードが発行する「三井住友VISAカード」やDCカードが発行する「DC VISAカード」などが有名です。

MasterCard（マスターカード）

VISAと双璧をなす国際ブランドです。日本ではVISAが使えるお店ではMasterCardも使えることがほとんどです。日本のカード発行会社も両方のブランドを発行していることが多いです。ライフカードなどはMasterCardのみのブランドになっています。

JCB（ジェーシービー）

上記２つは、海外発の国際ブランドですが、JCBは日本発の国際ブランドです。そのため、日本でのカード発行枚数はNo.1の地位を占めています。JCBカードは、発行会社もJCBの場合と発行会社はJCB以外の場合があります。

American Express（アメリカンエキスプレス）：通称Amex(アメックス)

Amex(アメックス)はアメリカの会社が発行するカードで、主に中流層～富裕層までを顧客ターゲットとしています。付帯サービスは、他のカードのゴールド並ですが、その分年会費は高いです。加盟店も上記3つより少ないため使いづらいです。「節約」には不向きなカードです。

Diners Club Card（ダイナースクラブカード）

アメックス同様、富裕層向けのカードです。審査はとても厳しく、おそらくこのサイトを見ているような方には必要のないカードです（笑）。「節約」どころか「浪費」してしまうカードなので、当サイトでは基本的に紹介しません。

ブランドと発行会社について

ブランドと発行会社の関係について少し説明します。この2つの違いは簡単に言うとこういうことです。

• 「このお店ではどのクレジットカードが使えるの？」→ブランドによって決まります
• 「このカードの年会費やポイント制度は？」→発行会社によって決まります

つまりVISAが使えるお店では、どの会社が発行したVISAカードでも使えますが、同じVISAブランドであっても発行会社が違えば年会費やポイントなどが全て異なってきます。

ちなみによく勘違いされますが、VISAという会社が発行したVISAカードは日本にはありません。MasterCardも同様です。三井住友カードやDCカードが発行しているVISAカードやMasterCardなのです。逆にJCBカードは、JCBが発行しているカードとJCB以外の会社が発行しているカードの両方があります。

どのブランドを選べばいいの？

クレジットカードを選ぶ際に、もしブランドを選択できるのであれば、迷わず「VISA（ビザ）」を選択しましょう。クレジットカードが使えるお店でVISAが使えないお店は日本にはほとんど存在しません。

どの会社が発行したクレジットカードがいいの？

目的やライフスタイル、購買習慣などによってお得なクレジットカードは変わってきます。当サイトでは、節約におすすめなクレジットカードをいくつか紹介していますので、参考にしてみてください。