JALのマイルをWAON(ワオン)に交換してみた
新型コロナウイルスが流行する前までは出張が多く、海外出張も年に1回は行っていたので、マイルがたくさん貯まっていました。
今回はJALのマイルがかなり貯まっていたので、電子マネーのWAON(ワオン)に交換してみました。
電子マネーWAON(ワオン)とは?
イオンが提供するチャージ型の電子マネーです。イオングループをはじめ、多くのお店で使うことができます。
<WAONが使える主なお店>
- AEON、ダイエー、マックスバリュ、ピーコックストア、マルナカ、マルエツ、ビブレ、OPA
- ミニストップ、ファミリーマート、ローソン
- ウエルシア、サツドラ、スギ薬局グループ、ココカラファイン、ココカラファイン
- ザ・ビッグ、ジャパン
- スポーツオーソリティ、未来屋書店、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、上新電機、ケーズデンキ、はるやま、P.S.FA、Right-on、TSUTAYA、しまむら、アベイル、バースデイ
- NEXCO西日本、NEXCO東日本、NEXCO中日本
- マクドナルド、吉野家、かっぱ寿司、小僧寿し、安楽亭、七輪焼肉 安安、ドミノ・ピザ、珈琲所 コメダ珈琲店、CoCo壱番屋、はなまるうどん、餃子の王将
- ユニバーサルスタジオジャパン、ラウンドワン、コロナワールド
- ニッコー・ホテルズインターナショナル、ホテルJALシティ、ルートインホテルズ
- ヤマト運輸、エリートクリーニング
- コスモ石油、タイムズ駐車場
JALのマイルからWAONへの交換レート
JALのマイルからWAONへの交換レートは、交換するマイル数によって変動し、以下の表のようになっています。
また、マイルからWAONへの交換は上限は設定されておらず、何マイル分でもWAONに交換することが可能です。
実際にWAONに交換してみた
今までは貯めたJALのマイルは、無料航空券かおともdeマイル割で使って節約に活用していました。それが、一番マイルの価値が高くなるからです。(詳細は以下の記事をご覧ください。)
saving-creditcard.hatenablog.com
しかし、新型コロナウイルスの影響で飛行機に乗れなくなってしまったため、マイルの消費ができないまま、3年間の期限が近づいてしまいました。
「このまま期限を迎えてマイルを無駄にするのはもったいない・・・。」
と思った私は、期限が近いマイルをWAONに交換して普段の買い物で使うことで節約に活用することにしました。
交換は、JALのホームページから簡単にできます。
40,000マイルを一気に交換すると50,000WAONに交換できる(1マイル=1.25WAON)ため、40,000マイルを交換してみました。
交換したWAONは、交換した日の2日後からイオンやマックスバリュにあるWAONステーションやイオン銀行ATM、ファミリーマートのFamiポートなどで受け取ることができます。
私は、家の近くにあるマックスバリュのWAONステーションで受け取りました。
交換したWAONは、普段の食事の材料や日用品をマックスバリュで買ったりしてしっかりと節約に活用しました。
JALのマイルの関連ページ
JALカードの特徴は、以下のページで詳しくご紹介しています。
saving-creditcard.hatenablog.com
JALカードの入会キャンペーン情報は、以下のページを参考にしてください。
マイルが貯まる航空券の買い方がある(裏技あり)
皆さん、航空券はどのように買われていますか?
マイルを積極的に貯めて節約に活用している方であれば、クレジットカードの利用でマイルが貯まるANAカードやJALカードなどを持っているかもしれません。
このページでは、飛行機のチケットを買うときにマイルがたくさん貯まる買い方をご紹介していきたいと思います。
最後には、あまり知られていないお得な航空券の買い方(マイルが貯まる裏技)もご紹介しています。
ANAカードとJALカードは購入場所に気を付けて
飛行機のチケット(航空券)の購入場所としては、
- 旅行代理店
- ANAやJALの公式ホームページ
- 空港のチケットカウンター
の3種類があると思います。また、購入方法としては、
- 現金
- クレジットカード(ANAカード、JALカード以外)
- ANAカード、JALカード
- 電子マネー
などがあると思います。このうち、「1.現金」「2.クレジットカード(ANAカード、JALカード以外」「4.電子マネー」で購入する場合には、どこで購入しても貯まるマイルに差はありません。
気を付けていただきたいのは、「3.ANAカード、JALカード」で購入する場合の購入場所です。
必ず「2.ANAやJALの公式ホームページ」か「3.空港のチケットカウンター」で買いましょう。絶対に「1.旅行代理店」で買ってはいけません。
というのも、ANAカードやJALカードは、航空券を買うときに公式ホームページや空港カウンターで直接買う(要は、間に余計な業者を挟まない)と、購入金額に応じて付与されるマイル(ショッピングマイル)が100円につき1マイル分プラスで貯まります。
つまり、還元率0.5%(100円で0.5マイル)のカードであれば還元率が1.5%(100円で1.5マイル)に、還元率1%(100円で1マイル)のカードであれば還元率が2%(100円で2マイル)になります。
たとえば、3万円のチケットを買う場合を想定してみましょう。
旅行代理店で買うときに還元率1%のANAカードで支払いをすると、貯まるマイルは300マイル(3万円×還元率1%)ですが、これを公式ホームページでチケットレス決済するか空港カウンターで直接、ANAカードで支払いをすれば600マイル(3万円×還元率2%)も貯まるんです。
その差300マイル。たまに、空港のカウンターで現金やEdyで支払いしている人を見かけるんですが、もったいなくて見てられないですね。
JALの航空券の買い方には裏技がある
ANAの航空券を買う場合は「ANAカードでチケットレス決済すればマイルが2倍ですよ」で終わりなんですが、JALの航空券を買う場合にはまだ続きがあるんです。
実は、JALの航空券を買う場合に「楽天トラベル」を経由してJALの公式ホームページで購入すると、楽天ポイントも1%貯まるんです。
つまり、楽天トラベルを経由してJALの公式ホームページでJALカードを使ってチケットを購入した場合、
- JALカードのショッピングマイル(還元率1~2%)
- 飛行機の搭乗マイル
- 楽天ポイント(還元率1%)
の3種類が同時に貯まることになり、すごくお得になります。
私も、JALの航空券を購入する場合には必ず楽天トラベル公式ホームページを経由して、JALの公式ホームページでJALカードを使って購入しています。
ちょっと古いですが、下の画像は私が実際に楽天トラベルを経由してJALの公式ホームページからJALの航空券をJALカードで購入した際のポイント獲得実績です。
ただし、「国内航空券の購入」のページへの入口は、パソコン版のホームページにしか準備されておらず、モバイル版(スマホ版)の楽天トラベルホームページや楽天トラベルのアプリからは、楽天ポイントが貯まる「国内航空券の購入」の入口が準備されていないようです。
また、パソコン版のホームページも入口がすごく分かりづらいので、以下の画像を参考にしてください。(ページのかなり下の方の左側にあります。)
- 【参考】楽天トラベル公式ホームページ
ANAのマイルの関連ページ
ANAカードの特徴は、以下のページで詳しくご紹介しています。
saving-creditcard.hatenablog.com
ANAカードの入会キャンペーン情報は、以下のページを参考にしてください。
saving-creditcard.hatenablog.com
JALのマイルの関連ページ
JALカードの特徴は、以下のページで詳しくご紹介しています。
saving-creditcard.hatenablog.com
JALカードの入会キャンペーン情報は、以下のページを参考にしてください。
1マイルの価値のまとめ(ANA、JAL)
1マイルの価値がどれだけあるのかについて、ANA、JALそれぞれ以下のページでご紹介してきました。
- ANAのマイルからポイントに交換して節約する
- マイルを無料航空券に交換した場合の価値って?(ANA編)
- マイルを「一緒にマイル割」で使った場合の価値って?(ANA編)
- JALのマイルからポイントに交換して節約する
- マイルを無料航空券に交換した場合の価値って?(JAL編)
- マイルを「おともdeマイル割」で使った場合の価値って?(JAL編)
このページでは、ANA、JALそれぞれの「1マイルの価値」についてまとめています。
ANA(全日空)の1マイルの価値
提携ポイントへの交換の場合
ANAのマイルの提携ポイントへの交換としては、楽天Edyや楽天ポイント、Tポイント、nanacoポイントなどがあります。
交換レートは1マイル=1ポイント(1円相当の価値)が相場になっていますので、提携ポイントへの交換の場合、ANAの1マイルは1円の価値があることになります。
無料航空券への交換の場合
ANAのマイルを無料航空券に交換する場合、シーズン(通常期、ハイシーズン、ローシーズン)の違いや路線によって必要なマイル数が変わってきます。
その違いも含めて1マイルの価値を計算してみると「2.2円~5.7円」程度になりますが、最大価値での交換は実際には難しいということもあるため、ANAのマイルを無料航空券に交換する場合の価値は3円前後と考えておいた方がよいと思います。
「一緒にマイル割」で使う場合
ANAの「一緒にマイル割」は、2~4名のグループで飛行機に乗る場合に、1名は10,000マイルで(お金は無料)、他の搭乗者は1名当たり21,400円~36,600円の運賃で往復できるというものです。
マイルを一緒にマイル割で使った場合、1マイル当たりの価値は他の2つの方法よりもかなり大きくなり、
- 4人グループの場合 1マイル≒約9.1円
- 3人グループの場合 1マイル≒約7.5円
- 2人グループの場合 1マイル≒約5.9円
となります。
ANAのマイルを活用する場合、一緒にマイル割の活用を第一候補として検討するとマイルの価値を最大化して、最も節約につながることになります。
JAL(日本航空)の1マイルの価値
提携ポイントへの交換の場合
JALのマイルの提携ポイントへの交換としては、WAONやAMAZONギフト券、ファミリーマート専用プリペイドカードなどがあります。
交換レートは1マイル=1ポイント(1円相当の価値)が相場になっていますので、提携ポイントへの交換の場合、JALの1マイルは1円の価値があることになります。
ただし、WAONへの交換は4万マイルだと5万WAONに交換可能なため、1マイル=1.25円の価値があることになります。
また、ファミリーマート専用プリペイドカードは、10,000マイル→10,500円分のプリペイドカードに、スターバックスは、10,000マイル→スターバックス利用10,300円分に交換可能になりますので、通常のポイント交換よりもややマイルの価値が高くなります。
無料航空券への交換の場合
JALのマイルを無料航空券に交換する場合、路線によって必要なマイル数が変わってきます。
路線による必要マイル数の違いも含めて1マイルの価値を計算してみると「1.8円~5.8円」程度になりますが、最大価値での交換は実際には難しいということもあるため、JALのマイルを無料航空券に交換する場合の価値は2円前後と考えておいた方がよいと思います。
「おともdeマイル割」で使う場合
JALの「おともdeマイル割」は、2~4名のグループで飛行機に乗る場合に、1名は10,000マイルで(お金は無料)、他の搭乗者は1名当たり15,200円~36,600円の運賃で往復できるというものです。
マイルをおともdeマイル割で使った場合、1マイル当たりの価値は他の2つの方法よりもかなり大きくなり、
- 4人グループの場合 1マイル≒約8.9円
- 3人グループの場合 1マイル≒約7.3円
- 2人グループの場合 1マイル≒約5.8円
となります。
JALのマイルを活用する場合、ANAの場合と同じようにおともdeマイル割の活用を第一候補として検討するとマイルの価値を最大化して、最も節約につながることになります。
ANAのマイルの関連ページ
ANAカードの特徴は、以下のページで詳しくご紹介しています。
saving-creditcard.hatenablog.com
ANAカードの入会キャンペーン情報は、以下のページを参考にしてください。
saving-creditcard.hatenablog.com
JALのマイルの関連ページ
JALカードの特徴は、以下のページで詳しくご紹介しています。
saving-creditcard.hatenablog.com
JALカードの入会キャンペーン情報は、以下のページを参考にしてください。
マイルを「おともdeマイル割」で使った場合の価値って?(JAL編)
マイルの交換方法としては、ANAもJALも「無料航空券」への交換が価値が高いというお話をさせていただきました(ANAはこちら、JALはこちら)が、もう一つお得な交換方法としてJALの「おともdeマイル割」での活用方法をご紹介させていただきます。
おともdeマイル割(JAL)とは
JALの「おともdeマイル割」は、ANAの「一緒にマイル割」と同じ制度のサービスで、2~4名のグループで飛行機に乗る場合に、1名は10,000マイルで(お金は無料)、他の搭乗者は1名当たり15,200円~36,600円の運賃で往復できるというものです。
他の搭乗者の運賃はかなり細かく設定されていますので、JALの公式ホームページでご確認ください。
必要なマイル数が合計で10,000マイルと少ない上に、他の搭乗者に適用される運賃額が路線によってはかなりの割引率になるため、私もよく利用しています。
おともdeマイル割の価値は?
では、無料航空券のときと同じように1マイル当たりの価値を計算してみたいと思います。
4人グループの場合
4人グループの場合を、以下の想定で計算してみます。
- 家族4人(大人2人、子ども2人)で東京から沖縄に旅行
- 6月の平日午前中の便で羽田を発、日曜日午後の便で那覇発
- マイル割を利用しない場合の運賃はJALの先得割引運賃で計算
- 子ども2人は3歳以上(航空券の購入が必要)
まずは、おともdeマイル割を利用しない場合。一人当たりの運賃は往復で42,620円になるので、家族4人の合計額は42,620円×4人=170,480円になります。
続いておともdeマイル割を利用する場合。
家族4人のうち1人分は10,000マイルで往復できるので無料。他の3人は1人当たり27,220円で往復できるので27,220円×3人=81,660円になります。マイル割を利用しなかった場合の運賃170,480円との差額は170,480円-81,660円=88,820円となりました。
つまり「10,000マイルの利用で88,820円を節約した」と考えることが出来ますので、1マイル当たりの価値は88,820円÷10,000マイル≒8.9円にもなります。
3人グループの場合
続いて、子どもの数を1人減らして家族3人の設定で同様に計算してみます。基本的な設定は4人グループの場合と同じで、子どもの数を1人減らした想定です。
マイル割を利用しない場合の合計金額は42,620円×3人=127,860円になります。マイル割を利用すると、1人は10,000マイルで無料、あとの2人は27,220円×2人=54,440円かかります。
マイル割を利用しなかった場合の運賃127,860円との差額は127,860円-54,440円=73,420円となりました。
「10,000マイルの利用で73,420円を節約した」と考えることが出来ますので、1マイル当たりの価値は73,420円÷10,000マイル≒7.3円です。まだまだ高いコストパフォーマンスですね。
2人グループの場合
最後に2人グループ(カップルや夫婦のみの想定)の場合。
計算は省略しますが、1マイル当たりの価値は約5.8円になりました。2人グループの旅行で使っても、無料航空券に替えた場合(約1.8円~5.8円)より1マイル当たりの価値は高くなりました。
この結果を見ると、「おともdeマイル割は非常に利用価値が高い」という結論になります。
ただ、いいところばかりではなく短所もあります。ざらっと挙げてみると以下のとおりです。
- 変更が一切出来ない
- 一緒にマイル割の設定がある期間が無料航空券に比べて限られている
- 一緒にマイル割に提供される座席数はかなり少ない
- 単独旅行には利用できない
特に、「変更が出来ない」のと「設定期間が限られている」という2点には注意が必要です。でも、うまく制度を利用してマイルで節約をしたいものです。
JALのマイルの関連ページ
JALカードの特徴は、以下のページで詳しくご紹介しています。
saving-creditcard.hatenablog.com
JALカードの入会キャンペーン情報は、以下のページを参考にしてください。
マイルを「一緒にマイル割」で使った場合の価値って?(ANA編)
マイルの交換方法としては、ANAもJALも「無料航空券」への交換が価値が高いというお話をさせていただきました(ANAはこちら、JALはこちら)が、もう一つお得な交換方法としてANAの「一緒にマイル割」での活用方法をご紹介させていただきます。
一緒にマイル割(ANA)とは
ANAの「一緒にマイル割」は、2~4名のグループで飛行機に乗る場合に、1名は10,000マイルで(お金は無料)、他の搭乗者は1名当たり21,400円~36,600円の運賃で往復できるというものです。
他の搭乗者の運賃はかなり細かく設定されていますので、ANAの公式ホームページでご確認ください。
必要なマイル数が合計で10,000マイルと少ない上に、他の搭乗者に適用される運賃額が路線によってはかなりの割引率になるため、私もよく利用しています。
一緒にマイル割の価値は?
では、無料航空券のときと同じように1マイル当たりの価値を計算してみたいと思います。
4人グループの場合
4人グループの場合を、以下の想定で計算してみます。
- 家族4人(大人2人、子ども2人)で東京から沖縄に旅行
- 6月の平日午前中の便で羽田を発、日曜日午後の便で那覇発
- マイル割を利用しない場合の運賃はANAのスーパーバリュー運賃で計算
- 子ども2人は3歳以上(航空券の購入が必要)
まずは、一緒にマイル割を利用しない場合。一人当たりの運賃は往復で42,620円になるので、家族4人の合計額は42,620円×4人=170,480円になります。
続いて一緒にマイル割を利用する場合。
家族4人のうち1人分は10,000マイルで往復できるので無料。他の3人は1人当たり26,400円で往復できるので26,400円×3人=79,200円になります。マイル割を利用しなかった場合の運賃170,480円との差額は170,480円-79,200円=91,280円となりました。
つまり「10,000マイルの利用で91,280円を節約した」と考えることが出来ますので、1マイル当たりの価値は91,280円÷10,000マイル≒9.1円にもなります。
3人グループの場合
続いて、子どもの数を1人減らして家族3人の設定で同様に計算してみます。基本的な設定は4人グループの場合と同じで、子どもの数を1人減らした想定です。
マイル割を利用しない場合の合計金額は42,620円×3人=127,860円になります。マイル割を利用すると、1人は10,000マイルで無料、あとの2人は26,400円×2人=52,800円かかります。
マイル割を利用しなかった場合の運賃127,860円との差額は127,860円-52,800円=75,060円となりました。
「10,000マイルの利用で75,060円を節約した」と考えることが出来ますので、1マイル当たりの価値は75,060円÷10,000マイル≒7.5円です。まだまだ高いコストパフォーマンスですね。
2人グループの場合
最後に2人グループ(カップルや夫婦のみの想定)の場合。
計算は省略しますが、1マイル当たりの価値は約5.9円になりました。2人グループの旅行で使っても、無料航空券に替えた場合(約2.2円~5.7円)より1マイル当たりの価値は高くなりました。
この結果を見ると、「一緒にマイル割は非常に利用価値が高い」という結論になります。
ただ、いいところばかりではなく短所もあります。ざらっと挙げてみると以下のとおりです。
- 変更が一切出来ない
- 一緒にマイル割の設定がある期間が無料航空券に比べて限られている
- 一緒にマイル割に提供される座席数はかなり少ない
- 単独旅行には利用できない
特に、「変更が出来ない」のと「設定期間が限られている」という2点には注意が必要です。でも、うまく制度を利用してマイルで節約をしたいものです。
ANAのマイルの関連ページ
ANAカードの特徴は、以下のページで詳しくご紹介しています。
saving-creditcard.hatenablog.com
ANAカードの入会キャンペーン情報は、以下のページを参考にしてください。
マイルを無料航空券に交換した場合の価値って?(JAL編)
マイルを提携ポイントに交換する場合の価値については、ANAとJALについてそれぞれ紹介しましたが、今回はJALのマイルを無料航空券に交換した場合の「マイルの価値」について考えてみたいと思います。
無料航空券(国内)の交換に必要なマイル数
JALの場合もANAと同じように、何年か前までは国内線であれば「いつ乗ってもどの路線に乗っても15,000マイル」だったのですが、今では制度変更が行われています。
JALの場合は路線の距離により必要マイル数が異なる仕組みになっていて、必要マイル数の一覧は以下の表をご覧下さい。
どの区間が何マイルの区間なのかは、以下の表でご確認いただけます。
JALの場合は、片道6,000~10,000マイル、往復12,000~20,000マイルが必要になります。
1マイル当たりの価値
1マイル当たりの価値を計算するために、無料航空券を使わなかった場合にいくら費用がかかるかを考えてみます。
ANAの場合と同じように、羽田=沖縄(那覇)間の往復航空券を買ったケースで1マイル当たりの価値を計算することにします。
JALの場合は、必要マイル数が閑散期と繁忙期で変わりがないのですが、その分、繁忙期には無料航空券に割り当てられて座席数が少なくなるか設定されない状態になるため、繁忙期以外の料金で比較をしてみましょう。
ある時期(6月後半~7月上旬)のJALの羽田=那覇便の料金は、スーパー先得割引と先得割引で購入すると27,120円、往復割引で86,770円(設定:平日の午前便で羽田発、日曜日の午後便で那覇発)かかります。
この27,120円と86,770円を必要マイル数の15,000マイルで割ると、1マイル当たりの価値は約1.8円~5.8円になります。
ただ、先ほどご紹介したとおり、JALの無料航空券は繁忙期には無料航空券に割り当てられて座席数が少なくなるか設定されない状態になるため、そもそも往復割引の運賃でしか購入できない場合を想定した5.8円の価値というのは、考えにくいのかもしれません。(「無料航空券を使える」=「各種割引チケットの設定もある期間」)
そのため、JALの無料航空券に交換する場合は「1マイル当たり2円前後」の価値があると考えておくのが妥当でしょう。
JALのマイルの関連ページ
JALカードの特徴は、以下のページで詳しくご紹介しています。
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JALカードの入会キャンペーン情報は、以下のページを参考にしてください。
マイルを無料航空券に交換した場合の価値って?(ANA編)
マイルを提携ポイントに交換する場合の価値については、ANAとJALについてそれぞれ紹介しましたが、今回はANAの無料航空券に交換した場合の「マイルの価値」について考えてみたいと思います。
無料航空券に交換するのは得なのか?
マイルと交換できる商品のうち、実は一番魅力があるのは「無料航空券」です。これが無くなってしまったら、私自身もマイルを貯めることをやめてしまうかもしれないくらい最高の魅力だと考えています。
私だけでなく、多くの陸マイラー(おかまいらー:飛行機に乗らずにマイルを貯める人たちのこと)も同じ考えだと思います。では、何マイル貯めれば無料航空券に交換できるのかを解説していきたいと思います。
ANAもJALも貯めたマイルを無料航空券に交換できるのですが、必要なマイル数に違いがありますので、今回はANAについて見ていきます。
無料航空券(国内)の交換に必要なマイル数
ANAは、何年か前までは国内線であれば「いつ乗ってもどの路線に乗っても15,000マイル」だったのですが、今では制度変更により「閑散期で近い路線」は必要マイル数が低く、「繁忙期で遠い路線」は必要マイル数が高く設定されています。必要マイル数の一覧は以下の表をご覧下さい。
どの区間が何マイルの区間なのかは、以下の表でご確認いただけます。
上の表にない区間は「300~800マイル区間」になります。
ややこしくて頭がこんがらがったと思いますので、一例として、人気路線の「羽田=沖縄(那覇)」を取り上げて解説してみたいと思います。
羽田=沖縄(那覇)間は片道の基本マイルが984マイルなので、「801~1,000マイル区間」の必要マイル数が適用になります。
片道の場合には、ローシーズン7,000マイル、レギュラーシーズン9,000マイル、ハイシーズン10,500マイルになります。往復の場合にはその倍のマイルが必要です。
1マイル当たりの価値
1マイル当たりの価値を計算するために、無料航空券を使わなかった場合にいくら費用がかかるかを考えてみます。
ローシーズンならば、代表的な割引運賃の「スーパーバリュー」も利用できるでしょうから、スーパーバリューで羽田=沖縄(那覇)間の往復航空券を買ったとすると、合計で30,420円(設定:平日の午前便で羽田発、日曜日の午後便で那覇発)かかります。
この30,420円を14,000マイルで割ると、1マイル当たりの価値は約2.2円になります。
次にハイシーズンの場合も計算してみましょう。
ハイシーズンはゴールデンウィークや夏休みなど、運賃が高く設定されている期間です。必要な費用を試算してみると、合計で80,020円になります(ゴールデンウィーク中の往復)。
これを21,000マイルで割ると、1マイル当たりの価値は何と約5.7円にもなります。
結果的にANAの場合、1マイルの価値は「2.2円~5.7円」程度となります。
無料航空券への交換で注意したいこと
ここでひとつ注意したいのが、「繁忙期はなかなか無料航空券が取れない」ということです。繁忙期は完全に売り手市場ですから、航空会社も出来る限り高い運賃を取りたいわけです。
すると必然的に無料航空券で予約できる座席数は少なくなってきます。日によっては無料席の設定がない便もあります。
ですから、「1マイル当たり5.7円」の価値で利用するのは現実的に難しいかもしれませんので、ANAの無料航空券に交換する場合は「1マイル当たり3円前後」の価値があると考えておくのが妥当でしょう。
ANAのマイルの関連ページ
ANAカードの特徴は、以下のページで詳しくご紹介しています。
saving-creditcard.hatenablog.com
ANAカードの入会キャンペーン情報は、以下のページを参考にしてください。